正式表記「La Perla Villas and Suites – Adults Only」
ラ ペルラ ヴィラズ アンドスイーツ
イア(Oia)のホテルの中でも5つ星の1つ。
イアで5つ星で探しているとカティキエス、アンドロニス、ペリボラス、カナベス等のホテルが名だたる有名どころです。
しかし、ラペルラヴィラズアンドスイーツはあまり知名度が高くないのか、僕たちも日本の方のリアルな情報や写真を探すのに地味に苦労しました。
トリップアドバイザーでホテルの写真や評価はひたすら見たのですが、やっぱり日本人の方のブログが一番分かりやすい。
そこで、僕たちが実際に泊まったジュニアスイートの部屋の写真や、朝ごはんの写真を交えながら、少しでも皆様のホテル選びの参考に役立てていただければ嬉しいです。
アクセス
イアのホテルで探している人なら知る人ぞ知るカティキエスホテルの隣に位置するホテルです。
ホテルまでの送迎
私たちはギリシャの旅は2日目で、アテネのピレウス港(Piraeus)からサントリーニ島までは高速フェリー(SEAJETS)を使いました。
サントリーニ島のアティニオス港(Athinios)に着いてから、あらかじめホテルに手配してもらっていたタクシーが迎えに来てくれます。
あらかじめメールでホテルとやり取りをしますが、ホテル側から「何時に港に着く予定ですか」という確認の連絡がありました。
そのときには何時発の高速フェリーに乗って何時着の予定と伝えておく必要があります。
(今回の旅行のメールのやり取りは全てGoogle翻訳で行いました。英語が出来ない私には神アプリです)
ポイント!
肝心なのは送迎タクシー代!
ホテル予約時に確認すると、2種類あるという回答でした。
・Private luxury 110Euro
・Semi private 50Euro
迷わず50Euro。(当時1Euro157円)
ホテルまでの送迎だけでそんなにラグジュアリーは求めません。ただでさえ乗り換えとかせず直通だけでありがたいのに。
アティニオス港でタクシー乗り場もあって、一応イアまでは行けるようですが、行ったところでまた降りてから苦労するのだけは避けたいところです。
それにホテルの口コミを見てると、バス停から遠い、ホテルの前までは車が入れない、入り口も分かりづらいとのこと。でもホテル依頼の送迎ならまで迎えのポーターさんが来てくれると教えてくれていました。
この辺は高級ホテルの手配の手厚さの嬉しいところです。
港からタクシーがイアまでにかかった時間は40分くらいでした。車が停車すると、待ってくれていたポーターさんがお迎えに。僕たちの持っていたリュックを軽々持ってなんか仲良く友達と談笑してました。
もちろんではあるのですが、荷物はポーターさんが部屋まで持って来てくれます。
そして、前情報である程度覚悟はしていたものの、想定以上の階段と傾斜。
到着時は降りるだけで精一杯で、足元もおぼつかない状態。
しかしポーターさんは、帰りの上りのほうが軽やかでした。
降りて来たのがこの階段。
そしてこの登った先の突き当たりにレセプションがあり、そこからさらに同じくらい階段登って初めてショッピングなどが出来る通りに出れます。
この通りまでくるのに我々にはひたすらに酷でした。登る回数も限られていました。
また通りからホテルの入り口ですが、門構え、というよりは「ここだよ」というLa Perlaのさりげない入り口の看板。
僕たちもホテルの到着時には見逃してしまいました。
でも高級ホテルでもこの控えめな感じも良いなと後で感じました。
ジュニアスイートのお部屋
到着して案内されたのは、ジュニアスイートの中でも一番バルコニーが広く、180度海が見渡せる部屋です!
実はジュニアスイートといっても複数あります。基本的にはメゾネットタイプなのですが、2階が寝室で1階がリビング。そしてジャグジー付きのバルコニーです。
ジャグジーからの朝焼けの眺め
メゾネットの階段はかなり急な段差
各ホテル予約サイトには、いろんな部屋の写真がありますが180度海が見渡せるバルコニーがあるジュニアスイートは1つだけなのです。(ホテルに確認済み)
ポイント!
この部屋を予約したい場合は、予約時に部屋の指定をすることが必須です!
もちろんホテル側は確約は出来ないという回答ですが、泊まる前から要望を伝えない事には始まりません。
予約のキーワードととしては、「2階の寝室は立って窓が開けられる大きな窓のある部屋」ということと、「180度海が見渡せる下の階のお部屋」という2つです。
ちょっと図々しいのですが、この2つを伝えることで絶景の部屋で過ごせることを思えば安いものです。
寝室部分で立って窓が開けられるお部屋と指定すればこんな素敵な寝室で朝を迎えられます。
シャワールームはバスタブはないタイプです。シャワーの水圧は十分で、水圧の微調整も出来ました。
シャンプーやボディソープはのブランドはMOLTON BROWNでした。このブランドがいかに有名かは私は帰国後知りました。女性の方ならすぐにピンときた方も多いかもしれません。
プール
子供は泊まれないホテルなので、誰1人泳いでいなかったです。
自分だけ試しに泳いでみましたが、徐々に深くなっていき1番深いところは2mもあったので足がつかずに溺れかけました。
他の方はチェアでくつろいでいたので、日本人としてちょっと恥ずかしい。
朝食
朝食はバルコニーでいただきます。
ホテルに到着した後レセプションで翌日の朝食のメニューを選びます。
sachiは英語が少しわかるので、説明をしてもらいながら希望のご飯を決めます。
ただ、そのメニューの多さに途中からわからなくなります。メニュー表が裏表あり、表面でサイドやメイン、裏面にデザート(パンケーキとかフレンチトーストとかそれぞれトッピングを何にするか等々)、フレッシュジュース、コーヒー等、一応レ点でチェックが付けられるようになっています。
全カテゴリーでそれぞれ選びましたが、その実力を翌朝思い知らされます。
ここはポイントでもあると思います。胃袋に不安が無いなら、とりあえず全カテゴリー全部チェック付ける!
僕たちはそれによって、長年思い描いてきたサントリーニでの景色と、そこで味わう朝食が実現しました。
それがこの景色と、豪華な朝食!
この絶景でこの朝食、私たちは長年の夢が叶いました。
またこの朝食の盛り付けから味に至るまで、ホテルに併設されている「Olira」という高級レストランで調理されているとの事です。
美味しかったのでサイトでチェックしたところ、ディナーのコースは1人15000円からと知り、翌日はよりありがたく朝食をいただきました。
ポイント!
翌朝は翌朝でメニューの変更が出来ます。しかし注意点が!
何も言わないと翌日も同じ可能性大です。
僕たちは自分たちから質問したので、またメニュー表を見せてくれましたが、多分部屋まで聞きにきてくれないかも…
翌日は前日では選ばなかったメニューでお願いしました。
それがこの朝食。
反対側の景色はこんな感じ。
ご飯重視な私達には夢のような時間でした。
ホテルの宿泊代
2泊3日朝食込みで1,890ユーロ!(約30万円ちょっと)
シンプルに高い!!
しかもアゴダの10%引きクーポンを使っての費用です。
ハイシーズンの9月に行ったことと、円安が進んだ事での金額ですが、にしても高いですよね。
予約時には1ユーロ140円前後で、2泊で25万円程度でしたから、半年ちょっとで5万円も高くなるとは。
まとめ
ずっと前から夢だったサントリーニ島でのホテルでの贅沢な滞在。
ハイシーズンだと決して安くはありませんが、ラペルラヴィラズを選んで後悔はありません!
そしてもし部屋を選ぶならバルコニーの広いジュニアスイートをオススメします。
ゆっくりと静かに過ごす為のホテルですから、ちょっと贅沢するのも良いのではないでしょうか。